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今回は、グラブケアマニュアルの総まとめ編!
グローブの手入れとは、どういう手順で行うものか…一連の流れを全て解説!これを見れば誰でも正しいグラブケアができるようになります。

なぜグローブには手入れが必要?
使用したグローブにはたくさんの汚れが付着しています。その汚れを落とさずに使用し続けると、革に不純物を閉じ込めたままの状態となってしまうため革の劣化を早めてしまいます。また、グローブが重くなる原因になることも…
グローブの革も人間の肌と同じ。化粧をしたままずっと生活をすれば肌が荒れるのと同じで、グローブも定期的にすっぴん状態にしてあげることで革が綺麗な状態に保たれます。
正しいグラブケアの手順
グラブケアには正しい順番があります。この順番を理解せずに手入れをしてしまうと、かえってグローブが重くなる原因になることも…正しい順序を理解した上で手入れを行うようにしましょう。
まずはグローブに付着しているホコリや小石などを除去するためにブラッシングを行います。
小石はグローブの紐に挟まっていたりする事もあるので
馬毛・豚毛などの硬めのブラシでブラッシングを行いましょう。
次に汚れ落とし専用クリーナーを使用して
革に付着する汚れをすべて落とします。
クリーナーの種類が多すぎて
何を買って良いかわからないという方や
汚れ落としについてもっと詳しく知りたいという方は
こちらの記事も参照ください。
クリーナーは水分を含んでいるものがほとんどです。
そのため、ここで乾燥させることにより
グローブに余分な水分を残す事なく次の工程に進めます。
グローブが重くなるのが嫌いな方は
この工程を忘れずに行うようにしてください。
汚れを落として乾燥させたら、いわゆるすっぴんの状態になります。
この状態は革が最も栄養を欲しているタイミングです。
たっぷりと栄養を補給させてあげましょう。
保革材についてもっと詳しく知りたいという方は
こちらの記事も参照ください。
STEP3と同様に保革材にも水分を含まれています。
グローブに余分な水分を残す事なさないためにも
重要な工程です。
オイル・ワックスには以下の役割があります。
① 革の表面をコーティングし、グローブを汚れや乾燥などの外敵から守る役割
② グローブにツヤを与える役割
車のコーティングをイメージしていただけたらわかりやすいですね。
詳細につきましてはこちらの記事も参照ください。
最後の仕上げとして、ブラッシングを行います。
ブラッシングをすることにより、目には見えない凹凸が滑らかになり
グローブにさらにツヤが出ます。
詳細につきましてはこちらの記事も参照ください。
上記の手順通りにグラブケアを行うと、下のようになります。
BEFORE

AFTER

まとめ
グローブはほとんどが動物の革から造られています。
つまり『いのち』から造られているということ。

また、グローブを大切に扱える選手は必ず野球が上手くなります。
この記事をきっかけにグローブを大切に扱う人が一人でも多く増えますように。
END
BS.MOMIJI(長崎県諫早市)は野球を愛するすべての人を応援します。野球で悩んでいる人に、少しでも良い「きっかけ」を与えれるようなブログにしていきたいと思っております!何でも気軽にご相談ください!

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